石になった人
2010年 06月 05日
石になっていた人を何人も見た。
白魔法をかけてもらってから、ぼくはいきいきとしていたと思う。
見た目には。
こころは、いつも囲碁というゲームのことを思って不安だった。
不安?
うん。
こころは、いきいきとしていなかった。
めそめそしていた。
びくびくしていた。
どきどきしていた。
一通の手紙をもらった。
うれしかったけれど、ふあんになった。
白魔法をかけられてから、疲れをかんじなくなったのだけれど、感じなくなっただけなのか、それとも疲れなくなったのか?
その答えが書いてある手紙を何度もよみかえしてみたけれど、わからなかった。
不思議だ。
もう一度、今度はひとりで出かけてみた。
ヒントがほしくて。
そうしたら、石にされた人を『見つけた。
石にされない魔法をかけてくれたから、ぼくは今もあるいていられるのだろうか。
それとも、石化が進行中なんだろうか。
ほら、また,不安になってきた。
白い魔法をかけられてから、ぼくは無限落下の不安にいつもさいなまれている。
あまり、いつものことなので、日頃は意識せず、忘れてもいるくらいに不安なんだ。
ぼくは、囲碁を丁寧にうつようにする。
それだけが、石人形にされない方法だから。
白い人が白魔法でぼくをまもってくれているのか、それともぼくが守られている気になっているだけなのか、
いまだにわからないんだ。
わからないほうが楽しい。
白魔法をかけてもらってから、ぼくはいきいきとしていたと思う。
見た目には。
こころは、いつも囲碁というゲームのことを思って不安だった。
不安?
うん。
こころは、いきいきとしていなかった。
めそめそしていた。
びくびくしていた。
どきどきしていた。
一通の手紙をもらった。
うれしかったけれど、ふあんになった。
白魔法をかけられてから、疲れをかんじなくなったのだけれど、感じなくなっただけなのか、それとも疲れなくなったのか?
その答えが書いてある手紙を何度もよみかえしてみたけれど、わからなかった。
不思議だ。
もう一度、今度はひとりで出かけてみた。
ヒントがほしくて。
そうしたら、石にされた人を『見つけた。
石にされない魔法をかけてくれたから、ぼくは今もあるいていられるのだろうか。
それとも、石化が進行中なんだろうか。
ほら、また,不安になってきた。
白い魔法をかけられてから、ぼくは無限落下の不安にいつもさいなまれている。
あまり、いつものことなので、日頃は意識せず、忘れてもいるくらいに不安なんだ。
ぼくは、囲碁を丁寧にうつようにする。
それだけが、石人形にされない方法だから。
白い人が白魔法でぼくをまもってくれているのか、それともぼくが守られている気になっているだけなのか、
いまだにわからないんだ。
わからないほうが楽しい。
by happo_abe
| 2010-06-05 08:26